Liber

幽玄の彼方 ARTECHOUSE NYC

Artworks / Exhibitions

幽玄の彼方 ARTECHOUSE NYC

AIアーティスト「Liber」として、ニューヨークのARTECHOUSEにて「幽玄の彼方」を展示いたしました。ARTECHOUSEは先端技術とアートを融合させた体験型アートスペースとして知られており、本展示ではAIがもつ創造の可能性を活かし、観る者を没入感のある世界へと誘うインスタレーションを展開しました。

本作は、横11m高さ6mの巨大なスクリーンに4面に映し出される没入型の作品になっており、SNS上で話題を呼んだ作品群を基に、展示空間向けに展開 / 再構築されたものです。「日本の神々」をコンセプトに、人間の俗世的な感情を具現化した存在としての神々を表現。AIを活用した独自のビジュアル表現を軸に、CGや3Dモデルなど多様な手法を組み合わせ、没入感のある空間を作り上げました。

生成AIを用いてビジュアル化された日本の神々

※ARTECHOUSE NYCについて

https://www.artechouse.com/

ARTECHOUSE NYCは、最先端のデジタルアートとテクノロジーを融合させた展示で知られるニューヨークのスペースです。

これまでに、世界的に有名なアーティストやブランドとのコラボレーションを多数手掛けてきました。例えば、2024年9月には、スティーブ・アオキのファッションブランド「Dim Mak」と日本の人気アニメ『ワンピース』のコラボレーションによるニューヨーク・ファッション・ウィークのショーが開催されました。

このイベントでは、ARTECHOUSEのImmersion Galleryで特別な映像コンテンツが上映され、ランウェイショーを彩りました。

作品概要 - 「幽玄の彼方」

人間の嫉妬、怒り、欲望といった煩悩、俗世的な感情を具現化した神々が存在する架空の世界を描いた作品。
神々の姿は人間の感情と同様に複雑 で 多面的。人の形をしていれば、そうでないものもいる。彼らは怒りや嫉妬といった俗世的な欲望を反映すると同時に、 それらが人間を縛る煩悩としての側面を表している。人間の本質や生の在り 方を問いかける。

本作品は、Liberの3Dモデルが登場し、壁3面と床一面の計4面に映し出される没入型の映像作品であり、観客を包み込む没入型の視覚体験を提供します。AIによるビジュアル生成を基軸としながらも、CGを組み合わせたダイナミックな映像演出を取り入れています。

AIをプロセスに取り入れた水彩画アニメーション
Liberの3Dモデル